またコミック版に手を出してしまいました。過去の外伝が載っている8巻と最終巻の11巻の2冊です。

過去編は、闇の守護聖様と現女王の悲恋がメインのストーリでした。過去編ということで年長者キャラの人々が少し幼げだったところが新鮮でした。やはりファンとしてはおさえておきたいエピソードですね。しかし、一番見せ場になるべきである二人が引き裂かれるシーンが物足りなかったのもまた事実でして、いかんともしがたい。

つづいて最終巻の内容は、
女王の力が日に日に弱まっていき、このままでは世界が崩壊の危機に・・・。恋と使命の狭間で2人の女王候補(アンジェリークとライバルであるロザリア)の選んだ運命とは・・・!
てなところです。

結局アンジェがこのままでは私たちの宇宙が危ない!!ということで試験の途中ではあるものの「私が女王になります」と宣言します。そしてライバルのロザリアもすんなり納得して女王にはアンジェがふさわしいといってくれました。そしてアンジェリークが女王となり、新しい時代が始まる・・・。

私は全く納得できませんでしたがね。

アンジェが女王になると決心するの突然すぎです。アンジェのお相手である風の守護聖さまと女王とどちらを選ぶかというところは数ページくらいしかなくて面食らってしまいました(だってこれが一番の命題でしょう?)。

ライバルのロザリアにも納得がいきません。そんなにあっさり女王を諦めてよかったのでしょうかね?
前巻での地の守護聖様とのエピソードがこれでは無駄になってますって。諦めるにしても、アンジェのどこに女王としての資質を見たのかを読んでる側にもわかるようにしめして欲しかったです。

あー、なんだか文章がエキサイトしてますね。それも愛ゆえにではありますが。

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