マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。なんたって“百姓貴族”ですから!!知られざる農家の実態を描いた、日本初農家エッセイ登場。

鋼の錬金術師の作者による、農業エッセイです。読んでつくづく思ったのは、農家ってすごいなぁと。
なんでも十勝の食料自給率は軽く数千パーセントを超え、四国の人口の食料をまかなえるのだとか。北海道が無かったら、きっと日本滅びますね。
あとは農業高校の授業内容がすさまじかったです。子豚の去勢、鶏の解体、真夏のビニールハウス実習その他もろもろ。そして土日は実家の農作業を手伝いに帰るというハードな生活。いや、ほんとに凄いとしか言えないです。



本屋で単行本があったので全3巻衝動買いしてしまいました。岡田あーみんの作品はどれもすごく好きです。

極丸(きわまる)・危悩丸(あぶのうまる)・満丸の忍者見習い3人組は、白鳥城の姫護衛を依頼される。ところが3人とも姫に一目惚れしてしまったために、ガードそっちのけで恋いのバトルが勃発してしまう事に。
・・・みたいな感じで始まったはずだったのに、気がつけばとんでもない事になってました。お腹に顔ができる病気やら、ニセ商売屋やら、男好きシスターズやら、強烈なギャグとキャラが満載です。

「りぼん」でこんなギャグマンガが普通に連載されてたんですよねぇ。
80年代~90年代のりぼんは面白かったです、ほんと。








古本屋で5巻を買いました。中表紙を見たら4巻でした。まぁ、これが初買いだからかまわないんですけど。
アニメ化とか実写化とかで密かに盛り上がっているこの作品ですが、なぜ世紀をまたいだこの時期にやるんでしょうね。

高校生の時にかわうそ君の声は塩沢兼人さんがいいなぁと勝手に思っていた時期がありましたが。調べてみたら、ちびまるこちゃんの永沢君の声の人が担当してるみたいです。DVDもあったらぜひみたいですね。

すごくどうでもいいことですが、先週一週間風邪で寝込みました。インフルではありませんでしたが、しんどい事には変わりないので最寄りの内科で見てもらうことに。そんなふらふらな中、待合室で読みました。

ゆる系シュールギャグとでも呼べばいいのでしょうね、きっと。主人公はあおくび大根その人で、友人の桜島だいこん(酒豪)やミニだいこん、飼い猫のクロたん達と変な日常を送っています。
セリフよりも、ネタや絵で笑わせるタイプの作品でした。こういう笑いは結構好きです。
改めて日本のアニメはすごいと思いました。四半世紀前でこのクオリティ・・・。ヤック・デカルチャー!!

ミンメイがあの状況で「愛・おぼえていますか」を歌うのが涙をさそいます。失恋直後にあの歌詞はそうそう言葉にできるものではないでしょうに。

とはいえ未沙さんの美しさは反則です、あれじゃぁしかたないか。


覚えている限り読んだ本をちょいちょいあげて行こうと思います。

オフィス・会社員・OL(オフィスラブ)というのが、このマンガで決まっていたことだそうで、まさにそんな内容です。
主人公は田崎敦と、彼の勤める会社に派遣としてやってきた藤沢麻衣子。体から始まった二人の関係は一緒にいるうちに、恋愛のようなモノへと変わっていく。

男女の日常のやりとりが描かれてるんですよね。職場でトラブルが発生したり、セックスしたり、すれ違ったり、その他もろもろ。
そんな普通の日々がやけにリアルで、だからこそ面白い。よい大人の恋愛物だと思います。

そして女性作家さんだからでしょうか。麻衣子が、男性の理想ぴったりの女性像じゃないのがいいです。もちろん、魅力的な女性ではありますが。


「私・・・よく知らない人とゴハン食べるの苦手なんです」


2回もホテルに行った男に、笑いながら言うセリフじゃないでしょう(笑)
毎回読みきり作品で連載をするというこのシリーズ。
ラブになるかしら?と期待しつつ、そこまで到達せずに終わるスタイルが、逆に味のような気がする今日この頃です。
「てけてけ」みたいにラブラブされると逆に驚いてしまうのです。

それはともかく、どの作品も不思議ワールドが満載です。道の真ん中に突然巨大な岩が立ちふさがり、通学路を阻む話や、マンホールを踏むと、蓋の下にいる人が「あう」という声を出す話なんかもあり・・・。そりゃ普通にラブコメってる場合じゃないです。
竹本泉さんがマイブームといえる今日この頃です。

まずはあらすじ↓
主人公の早坂のぞみ24歳は童顔でちんまりとしている家事見習い(プータロー)。中学生とよく間違えられるため、パスポートを持ち歩いているのだった。
ある日彼女を中学生と間違えて呼び止めたのは、中学教師をしている、のぞみの後輩・吉田しげる23歳だった・・・。

でもって、のぞみはことあるごとに吉田君にコーヒーをおごってもらっています、羨ましい・・・。吉田君はかなりど真ん中なキャラなものですから(笑)。なにより重度のコーヒー依存症の身としてはコーヒー飲み放題が、ね。

3巻までは結構ラブ度が高いような気もします(比較的に)、それ以降は少し下降気味かもしれません。でもまぁ、こういうのほほんとした感じは好きです。
横浜へ移住したり、某動画サイトで昔のアニメ観たりしていたらあっという間に一月ほどが過ぎていました。

ま、それはさておき新ビックリマン。vol.2の前半は前巻の続きで曼聖羅編です。世界滅亡の危機の原因は神々の痴話ゲンカだったわけですが・・・キャラも話もしっかり作りこまれていて、まさに神展開でした。

曼聖羅の次はビックリ学園編。ゆるーい学園モノが始まって「ビックリマンしたなぁ、もう(byスーパーゼウス)」ですよ。

そしてラストはエズフィト編。マルコがパワーアップしてメチャクチャ美形度が上がりました。最終回は「くそぉ、そうきたか・・・」って感じです。ずっと流れていたED曲の歌詞と見事にマッチしていて一本とられました、まさに大団円です。

余談ですが、新ビックリを購入する予定はなかったのです。無かったのですが・・・恋する女の子達が可愛すぎてもう、ねえ?

新旧あわせて12万強・・・決して後悔などしていません。
画像ないけどまぁいいや。

名前は知っていたのですが読むのは初めてです。手を出したきっかけはこの人の描く男の子の絵が好みだったから(笑)。
 
内容はロケットが時代遅れになった未来にロケット乗りの女の子の話・惚れっぽい魔法使いの女の子の話・海洋パトロールの仕事に従事する女の子の話の3編です。

ラブコメのようなそうでないような、淡々としているけれど個性的な作風です。定価で買うのは躊躇われますが、古本屋とかマンガ喫茶で是非読みたいかな?
某動画サイトでちくちく見ていたのですが・・・予想以上に面白くて気がつけば全巻大人買い、そして2日で全話コンプリート。

舞台は前作のラストである聖魔和合から長い時が経ち、天使・悪魔・お守りがともに暮らしている次界から始まります。
ピア・マルコ、ベリー・オズ、コッキーの三人はスーパーゼウスから次界滅亡の危機を知らされた。
謎の少女プッチーに導かれ、マルコたちは世界を救うためセントジュエルを求めて旅立つのだった・・・。

前作は一話完結型が多かったのですが、今回は一つのステージ毎に何話かあてられているので、話が突っ込んだところまで語られていて面白かったです。あと、ギャグに関しては新ビックリのが好きかもしれない・・・。

あと、敵である曼聖羅の女王・異聖メディアやその配下のキャラ作りが秀逸で単なる勧善懲悪に収まっていないところが素敵です。

それと、前作の大人の事情エンディングのフォローもあったので、旧ビックリ好きとしては非常にありがたかったです。ヤマト爆神さーん・・・。
原作者と作画者との血みどろの利権争いの末に、現在目にするのが非常に困難な状況にあるキャンディ・キャンディ。マンガだけでなくアニメも全て封印されているので、なつかしのアニメソング番組でも映像が出ないそうです。
大人の事情は世知辛くって嫌ですね、ホント。

ちなみに、画像はキャンディやオバQ等の封印された作品を題材にした本のを持ってきました。
アニメはビデオショップで、マンガは図書館で発見したので全て借りてきました。

足長おじさん的要素が話の根底にあると思います。その上に、美少年との恋、そして恋愛以外のエピソードが上手い具合にマッチしている気がします。コテコテ出はありますが、名作と呼ばれるだけのことはあります。10年ぶりに読みましたが、やっぱり好きです。

それにしてもキャンディの男運の悪さは可哀想すぎです。一人は死に別れ、二人目は生きていても、決して会うことの出来ない境遇になってしまいます。

テリィとの別れのシーンは読むたびに泣けます。

・・・スザナが憎い、憎すぎる。
アンデルセン神父との戦いの決着から始まる第9巻。

そして執事が若返り敵として登場。

ついでにアーカードもちびっ子になりまして。

インテグラは婦警をつれて少佐の元へ殴り込み。

・・・何よりも、ルークバレンタイン氏が奇跡の復活を遂げられました。おめでとうございます。

早く続きが読みたいです。
先月最終回を迎えたばかりのビックリマン最新作です。

ヤマト王子達が次界を目指す旧ビックリマンの時代からすれば遥か昔のマトバという場所が舞台です。

大雑把にあらすじいきます。

主人公はノー天気で大食いのゲンキと発明が得意なジェロのお守り二人組。ある日二人は空から降ってきた七つの流れ星(隕石)を見に行く途中で記憶喪失のヤマト王子や十字架天使達と出会う。
ヤマト王子と十字架天使には七人の若神子を集めマシロ域のディアナの元へ行くという使命があると聞き、ゲンキとジェロは二人とともに旅立つのだった。

子供が見ても楽しめますが、絶対に旧作ファンのために作られたアニメではないかと思います。第一話と第二話の悪魔が旧作と同じなことといい、若神子登場のOP・ED映像といいたまらんですね。
若神子の声は残念ながら違います。ヤマト王子役だった鈴木富子さんはすでに亡くなられてしまったそうですし(涙)。とはいえ、スーパーゼウスや今後登場の旧作キャラは結構同じ声優さんなので嬉しい限りです。

個人的にツボだったのは、敵のネロクィーンに「栄養が全部胸の方に行ってしまうから、巨乳はみんなバカだ」と言われた十字架天子を擁護するゲンキのセリフです。

「十字架ちゃんは確かに頭が悪いかもしれない。だけど巨乳とは別問題だぁ!!!!」

20年分の時の流れを感じずに入られません(笑)。こういうノリは昔じゃ考えられません。
それと、第4話のヤマト神帝さんの面影を一瞬だけ思い出す十字架天使のエピソードもすごく好きです。
なんと劉備は倭人というビックリ設定の三国志マンガ。とはいえ非常に面白かったです。劉備の漢っぷりがカッコいいです。信と義を貫く姿は、これぞ三国志という感じ。他のキャラたちも魅力的に描かれていて、ぐいぐい引き込まれてしまいました。

でも、名乗る際に名と字(あざな)を一緒に言うのだけはやめて欲しかったです。劉備玄徳とか、趙雲子龍とか(汗)。きっと軍師殿も諸葛亮孔明っていうんでしょうね。
菅野美穂主演でドラマ化するそうです。近頃のドラマはマンガが原作のものばっかりでどうよ?って感じですが、菅野美穂は好きなのでもしかしたら見るかもしれません。

それはさておき今回のエピソードは、頑張りすぎて社会や仕事から脱落してしまった人々の話が多かったです。脱落した本人だけが悪いのでなく、むしろ周囲の人間達のせいでダメになってしまったとういうのがやるせません。

ほかに使える人間がいないせいで、自分に仕事が集中してしまう。それなのに給料は同じ。だったら、自分が楽をしてもいいじゃないか。

・・・本当に強い人じゃなければたしかにそう考えてしまうかも。

それにつけても、使えない上に頑張っている人の足を引っ張る輩には読んでて本気でむかつきました。まぁ、現実にもいっぱいいるんですけどね。
限定生産のせいで入手できなかったので、Vol2に相当する話はばら売りで全部そろえました。ジーザス。

「ヤマト爆神の章」はいわゆる次界編にあたります。シリアス度がアップし、強力なキャラが敵味方ともにいっぱい出てきます。けれどギャグっぽい話やラブ話もありますので、重苦しい一辺倒ではありませんでした。

余談ですが「愛然かぐや」と「魔胎伝ノア」が好きでした。なんか女神様っぽいので。

心残りは、最終回の時間切れエンディング(涙)。スポンサーのロッテが商品を新ビックリマンへと移行するという大人の事情があったみたいですけど・・・。

最終回を見る以前に結末はネットで知っていたので(ダメじゃん)、実際に見たら立ち直れるかどうか不安だったのですが、想像以上のあっけなさに、別な意味で脱力。

どうやら新作「祝☆ビックリマン」とも関連があるらしいので、来月あたりからそっちのDVDも集めようと思っています。
とはいえ、最終回はともかくとして、よいアニメに違いないことだけは断言できます。
そもそもの始まりは、ビデオショップでビックリマンが3巻までしかなかったこと、それでも借りずにはいられなかったくらい、当時ビックリマンが大好きだったという記憶が自分にあったことでしょうかねぇ・・・。

んで、そのまま勢いでアマゾンに注文しました、一気に通して見てしまいました。
「ヘッドロココの章」はメインが天聖界編なので、シリアス度は控えめでコミカルな冒険ファンタジー色が強いです。好きだったという先入観(?)があったとはいえ、今見ても色褪せませんねぇ。

一番好きだったのは、ヤマト王子達がパワーアップして天聖界の果てにある天聖門を通り、次界目指して旅立つ回ですね。
最近、足しげく通っているビデオショップは、古くて小さな店舗ながらも、アニメ作品の品揃えが非常にマニアックです。
先日の恋子の毎日をはじめ、ドテラマンやらメイプルタウンやら、超人ロックやら、騎士ガンダム物語やら、けっこう仮面やら・・・とにかく非常に濃ゆいビデオがてんこ盛りです。そういえば「こんなこいるかな?」もありましたね(笑)。

そして本題の「炎トリッパー」。テレビで昔一度見たことがあり、面白いという記憶だけはあったので、再確認するつもりで
借りてきました。

ヒロインが、ガス爆発に巻き込まれ戦国時代にタイムスリップしてしまう。その地で野盗に襲われかけたところを一人の少年に救われる。
ヒロインと一緒に爆発に巻き込まれ、同じくこの時代に飛ばされたはずの小学生の男の子を探すうちに、ヒロインは自分自身の出生や、彼女を助けた少年の過去をも知ることになる・・・というのが大まかなあらすじです。

ボーイミーツガールものでありながら、さりげなく張られた伏線によってミステリー要素も楽しめるよさげな作品でした。

そして、キャスティングがメチャクチャ豪華です。
ヒロインに島本須美さん、相手役の少年・水島優さん、
小学生の男の子に田中真弓さん・・・。

田中さんのちびっ子少年ボイスは、可愛すぎでした。水島さんの少年声は最近聞けなくて寂しいです。(パンダ師匠は別の意味で好きですが)
何より島本須美さんの清純派美少女声は、永遠に不滅です!
絵だけ見ると思いっきりBLっぽいですが、純然たるギャグマンガです。まぁ、BL小説の挿絵の仕事もやってはいるみたいですがね・・・。

ロリロリ美少年ながらも、超絶聞き間違い体質にして漢らしい胸毛をもつ千歳、女王さま好き真性M男の成田、一番の常識人であるホモの屋久島の3人が主人公のギャグマンガです。

ごくたまに、そっち系っぽいネタもありますが、実際に行動に至ることはないのでBLはちょっとという方でも安心して読めます。ホモ男子ににしても、あくまでギャグマンガのホモです。

セリフの切れがよくギャグセンスも冴えているので笑わせていただきました。

タイトルの「もっそれ」とはロリ美少年・屋久島の胸毛を表現するときに使われるている擬態語です。
ちなみに、この作品、全体を通して「あほも(←アホとホモの集団の意)シリーズ」と銘打たれておりますが、単行本にする際、やっぱ「あほも」じゃマズイっしょ?ということで「もっそれ」になったそうです。

でもやっぱり「あほも」がこのマンガの全てを包括している気がします。

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