ハウス劇場でやってた「小公女セーラ」の主題歌はなぜか今でも歌えます、内容は覚えてないけれど。
20世紀初頭、ロンドンのお金持ち学校に入ることになったサアラ。しかし、父親のクルウ大尉がインドで事業に失敗して破産した上に流行り病で急死してしまう。孤児になったサアラは学校経営者のミンチン先生から使用人同然の酷い扱いを受けることになってしまう。
ネタバレしてしまうと、父親事業は実は上手く行っており、一緒に事業をやっていた父親の友人がサアラを見つけ出しました。そしてサアラはこれまで以上の大金持ちになり見事に返り咲きました。
結局は金のある奴が一番強いというお話。
いえいえ、この物語の一番の売りはどんなに苦しい状況にあっても、自分の誇りを持ち続けた彼女の矜持の高さなのです。たとえばパンやのおばさんから貰ったパンを、自分が空腹であるにも関わらず、路地に住む乞食の女の子にサアラは迷わず差し出す方を選びます。
彼女はどんなに貧しくみずぼらしい格好をしていても心だけは公女のようであろうとし、それにふさわしい行動をしようと努力します。だからミンチン先生がサアラに意地悪をしたり、ひどい仕事を押しつけたりしても、サアラは健気に耐えながら自分にこう言い聞かせます。
「ミンチン先生は心の貧しいかわいそうな人で、それに気付いていないのだ。真の公女だったらそんな人にも嫌な顔をせず笑顔でいるべきなのだ」と。
現代だったら間違いなく電波扱いされますな。いや、私が21世紀に生きる俗物なだけか・・・。物語としては面白かったのですが、ちょっと肌に合わないですねー。
20世紀初頭、ロンドンのお金持ち学校に入ることになったサアラ。しかし、父親のクルウ大尉がインドで事業に失敗して破産した上に流行り病で急死してしまう。孤児になったサアラは学校経営者のミンチン先生から使用人同然の酷い扱いを受けることになってしまう。
ネタバレしてしまうと、父親事業は実は上手く行っており、一緒に事業をやっていた父親の友人がサアラを見つけ出しました。そしてサアラはこれまで以上の大金持ちになり見事に返り咲きました。
結局は金のある奴が一番強いというお話。
いえいえ、この物語の一番の売りはどんなに苦しい状況にあっても、自分の誇りを持ち続けた彼女の矜持の高さなのです。たとえばパンやのおばさんから貰ったパンを、自分が空腹であるにも関わらず、路地に住む乞食の女の子にサアラは迷わず差し出す方を選びます。
彼女はどんなに貧しくみずぼらしい格好をしていても心だけは公女のようであろうとし、それにふさわしい行動をしようと努力します。だからミンチン先生がサアラに意地悪をしたり、ひどい仕事を押しつけたりしても、サアラは健気に耐えながら自分にこう言い聞かせます。
「ミンチン先生は心の貧しいかわいそうな人で、それに気付いていないのだ。真の公女だったらそんな人にも嫌な顔をせず笑顔でいるべきなのだ」と。
現代だったら間違いなく電波扱いされますな。いや、私が21世紀に生きる俗物なだけか・・・。物語としては面白かったのですが、ちょっと肌に合わないですねー。
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