江戸は日本橋にある廻船・薬種問屋の若だんな一太郎は、犬神と白沢(はくたく)という二匹の大妖をはじめとする多くの妖にかこまれながら暮らしている。そして一太郎は、江戸で起きた様々な事件を妖たちの協力を得て解決していく・・・。
長編でありデビュー作でもある、前作の『しゃばけ』よりも今回の短編集のほうが推理モノ、恋愛モノ、人情モノ(?)等々バラエティー豊富で読みやすかったです。全体的に軽い文体なので、起承転結のメリハリがついていいということなのでしょうか。
なかでも一太郎の腹違いの兄(妾腹)である松之助が主人公の「空のびいどろ」は、人間の狡さや弱さ、そして優しさが嫌味なく描かれていて好きでした。・・・って文章にすると陳腐だよなぁ。
長編でありデビュー作でもある、前作の『しゃばけ』よりも今回の短編集のほうが推理モノ、恋愛モノ、人情モノ(?)等々バラエティー豊富で読みやすかったです。全体的に軽い文体なので、起承転結のメリハリがついていいということなのでしょうか。
なかでも一太郎の腹違いの兄(妾腹)である松之助が主人公の「空のびいどろ」は、人間の狡さや弱さ、そして優しさが嫌味なく描かれていて好きでした。・・・って文章にすると陳腐だよなぁ。
コメント