王命をうけて茶州の州牧となった紅秀麗一行は、ひたすら茶州州都・琥〓(れん)入りをめざす。というのも指定期間内に正式に着任できなければ、官吏としての地位を剥奪されてしまうのだ。いちかばちかの勝負に出た秀麗の前に、不可思議な理屈で愛をささやく危険な男・茶朔洵が再び現れて…!?

前巻を立ち読んだあと、既刊を全て購入してしまいました。なんだか敗北感。

今回も笑いあり、シリアスありで楽しかったです。いつも思うのですが、おっさんな敵キャラが大したことないというか、もっと頑張れよって思います。そして表紙にも登場する茶朔洵。こういう歪んだキャラは好きです。でも秀麗の前では残酷なことを全くしなかったのが逆に残念かも。やっぱ、堕ちるとこまで堕ちて頂きたいものですな。

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