幻想を愛し、奇行で知られたシュールレアリズムの巨人―サルバドール・ダリ。宝飾デザインも手掛けたこの天才に心酔してやまない宝石チェーン社長が、神戸の別邸で殺された。現代の繭とも言うべきフロートカプセルの中で発見されたその死体は、彼のトレードマークであったダリ髭がない。そして他にも多くの不可解な点が…。事件解決に立ち上がった推理作家・有栖川有栖と犯罪社会学者・火村英生が辿り着いた意外な真実とは?!
文庫版のダリの顔をモチーフにしたイラストが結構好きでした。関係ありませんが、9月23日からのダリ回顧展には行くつもりです
。
火村・アリスのコンビが主役の作品は5年くらいブランクがありましたが、「活字倶楽部」という雑誌の読者投稿でいつも見ているのでなんともありませんでした。ただし、投稿している人達のようにキャラ萌え的な読み方が今ひとつできませなんだ。
ストーリーや推理を見ると、やっぱり本格にこだわっているだけあってフェアだなぁと思いました。
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