りーすりんぐさんのレビューを見ていたら読みたくなったので図書館で借りてみました。

73歳のアルヴィンは、病気の兄に会うために時速8キロのトラクターに乗って6週間の旅に出る。というシンプルなストーリー。

この作品でいいなと思ったところは、アルヴィンの心理描写や過去が抑えられているところです。自分の過去について、彼は旅の途中で出会った人に淡々と語ることもありましたが、それもしつこくない。
だからといって彼に何も無かったわけではないんだよなぁ、ってことはなんとなく空想(妄想?)したくなります。

もしも内面描写が多ければ、もっと別な雰囲気の作品になっていたでしょうね。

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