多恵子ガール

2007年3月8日 読書
「特別な人」――そう、彼の前ではとびきりの自分でいたい。多恵子にとってなぎさはそんな男の子。かくれ硬派のなぎさを、幼なじみの多恵子の目から眺めてみれば…「なぎさボーイ」のペア編。

『なぎさボーイ』で起きた出来事を、多恵子の視点から描いた物語です。こっちから見たなぎさ少年は、かなりの優柔不断でぶっ飛ばしてやりたくなりました。
「特別な存在と好きな女の子は別次元だ」みたいなことを平気でのたまったりして、どこの真中だよ?と突っ込み。

それはともかく10代の恋愛特有の初々しさとか甘酸っぱさを久しぶりに目にしました。20年以上前の作品なのでストレートでわかりやすいしね。

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