原作者と作画者との血みどろの利権争いの末に、現在目にするのが非常に困難な状況にあるキャンディ・キャンディ。マンガだけでなくアニメも全て封印されているので、なつかしのアニメソング番組でも映像が出ないそうです。
大人の事情は世知辛くって嫌ですね、ホント。

ちなみに、画像はキャンディやオバQ等の封印された作品を題材にした本のを持ってきました。
アニメはビデオショップで、マンガは図書館で発見したので全て借りてきました。

足長おじさん的要素が話の根底にあると思います。その上に、美少年との恋、そして恋愛以外のエピソードが上手い具合にマッチしている気がします。コテコテ出はありますが、名作と呼ばれるだけのことはあります。10年ぶりに読みましたが、やっぱり好きです。

それにしてもキャンディの男運の悪さは可哀想すぎです。一人は死に別れ、二人目は生きていても、決して会うことの出来ない境遇になってしまいます。

テリィとの別れのシーンは読むたびに泣けます。

・・・スザナが憎い、憎すぎる。

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