サロメ (岩波文庫)
2007年12月3日 読書
あらすじから・・・
ユダヤの王女サロメは預言者ヨカナーンに恋をする。しかしヨカナーンは彼女を近親婚の末に生まれた娘と拒絶する。
サロメは父親のヘロデ王の前で踊りを踊ることの褒美としてヨカナーンの首を望む。
ヘロデ王は預言者であるヨカナーンを殺害したことを深く恐れた。そして王はヨカナーンの首に恍惚と口づけをするサロメを嫌悪し彼女を殺すように兵士に命ずるのだった。
短い戯曲なのですぐに読めました。サロメといえば、愛するあまりに相手を破滅に追い込んでしまった妖婦というのが未読時のイメージでした。最後はともかくとして、初めての恋に自分の感情をもてあましている娘さんなんじゃないかと思いました。
ヨカナーンにしても、サロメの母の断罪や、サロメの出生ばかりに目を向けていて、ひどい男だと思うんですけれど・・・。
表紙買いならぬ挿絵買いしてみました。ビアズリーの絵は一度みたら忘れられないインパクトがあります。
余談ですがこの作品が発表された当時、時の大女優サラ・ベルナールがサロメを演じることが決定していました。しかし作者オスカー・ワイルドの同性愛主義が問題となりサロメは上演が禁止されてしまいました(爆)。
サラ・ベルナールといえばミュシャのポスターがお約束。もし、そのまま公演されていたら、ミュシャが描いたサロメが見られたかも知れません。
ユダヤの王女サロメは預言者ヨカナーンに恋をする。しかしヨカナーンは彼女を近親婚の末に生まれた娘と拒絶する。
サロメは父親のヘロデ王の前で踊りを踊ることの褒美としてヨカナーンの首を望む。
ヘロデ王は預言者であるヨカナーンを殺害したことを深く恐れた。そして王はヨカナーンの首に恍惚と口づけをするサロメを嫌悪し彼女を殺すように兵士に命ずるのだった。
短い戯曲なのですぐに読めました。サロメといえば、愛するあまりに相手を破滅に追い込んでしまった妖婦というのが未読時のイメージでした。最後はともかくとして、初めての恋に自分の感情をもてあましている娘さんなんじゃないかと思いました。
ヨカナーンにしても、サロメの母の断罪や、サロメの出生ばかりに目を向けていて、ひどい男だと思うんですけれど・・・。
表紙買いならぬ挿絵買いしてみました。ビアズリーの絵は一度みたら忘れられないインパクトがあります。
余談ですがこの作品が発表された当時、時の大女優サラ・ベルナールがサロメを演じることが決定していました。しかし作者オスカー・ワイルドの同性愛主義が問題となりサロメは上演が禁止されてしまいました(爆)。
サラ・ベルナールといえばミュシャのポスターがお約束。もし、そのまま公演されていたら、ミュシャが描いたサロメが見られたかも知れません。
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